2022年は初めて足を運んだ場所が多かったイルカちゃんです。
めっちゃ今更ですが、新潟訪問レポをアップさせていただきます。
2022年10月、ご縁があって新潟県三条市で行われた「三条市移住体験」に行ってきました。
人生初の新潟県
三条市で訪れた場所は、金属、刃物、木工などのものづくり工場の見学、自然あふれる癒やしスポットです。信号機は縦型でした(雪国あるある)
三条市は、江戸時代からものづくりの町として盛んで、普段使っているものも1つ1つ手作りで、こだわりがありました。訪れたTwitterのレポートとともにお届けします。
新潟県三条市とはどのへん?
三条市は、新潟市(県庁所在地)より少し南にありますが、新潟県の中心部にあります。
ちなみに、新潟市は海(日本海)に近い場所にあります。
三条市はものづくり工場を中心に中小企業が中心で、スーパーやドラックストアなども、燕三条駅(上越新幹線)のまわりにあります。
燕三条駅から新潟駅までは、新幹線で1駅ですが、乗り換えで行くこともできます。
大阪からの移動手段
大阪からは深夜バスで「東三条」まで行きます。
そこからJRで燕三条まで行きますが、電車を1本乗り過ごしたら結構待たされます(田舎あるある)
ちなみに、イルカちゃんは新潟市に延泊しました。
その後、飛行機で帰りました(Peach)
※Peachは1便のみ(14時台)です。計画的に帰路を確保しましょう。
三条市の自然・癒やしスポット紹介
新潟県は自然があふれる場所も多く、自然そのまま残されたものや、広大な土地を生かした場所もあります。ここならではこその、魅力的な場所がたくさんありましたので紹介していきます。
スノーピーク HEADQUARTERS
キャンプブランドで有名な「snowpeak」本社のキャンプ場です。
キャンプ場はもちろんのこと、温泉やサウナ、レストランも併設されています。宿泊施設はヴィラ棟や「住箱」と呼ばれるトレーラーボックス型の施設があります。
住箱は建築家の「隈研吾」さんデザインのコンパクト住居で、買うこともできるみたい(約600万円)
施設内には、snowpeakのキャンプグッズを揃えたお店もありました。
snowpeakのキャンプグッズは高性能なものばかりです。ギア(テントや食器など)のほかに、ダウンジャケットなども着心地よかったのでつい欲しくなりました。
いい湯らてぃ
温泉、食事が楽しめる施設です。「八木ヶ鼻」という立派な山岳を見ながら露天風呂を楽しむことができます。
食事では、新潟名物の「タレカツ」をいただきました。
食事をして温泉に入るので量はちょうど良かったです♪
温泉は館内ではマグマ温泉と呼ばれるジャグジーや寝ころび湯など、偶数奇数日入れ替わりで入浴できます。イルカちゃん訪問日はマグマ温泉でした。
サウナも水風呂もあったので、1セットだけしてきました。
深夜バスからの温泉は最高に気持ちよかったです♪
道の駅 漢学の里しただ
八木ヶ鼻近くにある道の駅。大漢和辞典の編纂者である諸橋轍次博士の生家・記念館のほかに、地元で取れた野菜や食品、新潟土産が販売されています。
新潟名物「笹団子」、笹に包まれたよもぎ団子というシンプルなお菓子です。
あんこは「こしあん」「つぶあん」2種類から選べます。
イルカちゃんはこしあん派(つぶあん食べれない)
大谷ダム
信濃川の上流部に建設位された多目的ダムです。広大な湖のようなもの。
訪れたときは夕暮れ時だったので、沈む夕日といっしょに自然を堪能しました。
雲が上がっていく瞬間が幻想的です。なかなか見ることができない光景です。
ダムカードの顔出しパネルがあって、記念撮影スポットして楽しむこともできます。
三条市で食べて美味しかったグルメ紹介
新潟名物とともに、三条市でいただいた食事を紹介します。
タレカツ丼(いい湯らてぃ)
新潟で最初に食べたのが、名物のタレカツ丼。
こだわり豆のコーヒー(yamaga coffe)
土日は車も入れないほどの人気カフェです。
自家焙煎コーヒーは、好みに合わせた味を選ぶことができます。
すべて1杯ずつ焙煎してくれますので、少々時間がかかることもあります。
粟ヶ岳が広がる広大な自然の風景を堪能しながら美味しいコーヒーをいただきました。
春になると目の前に見える枝垂れ桜も咲き、映えますね。
お寿司(平井屋)&ジャージャー麺(音羽屋)
三条市の飲食店街にあるお寿司屋さん。
新潟は、日本海が近いので魚も美味しくいただけます。
お店は、コーディネーターさんが厳選してくれた場所を数件回り、入れたのが「平井屋」さんです。老舗のお寿司屋さんで、初めてのお客さんにも親切にしてくれました。
また、ご飯のシメにジャージャー麺のお店「音羽屋」さんでいただきました。スパイシーで少し辛いけど、美味しかったです。
こじんまりな飲み屋街でしたが、おすすめされたお店の殆どが予約で満席でした(汗)
ハンバーガー(TREE)
このあと紹介するコミュニティ広場の一角にあるハンバーガー屋さんです。調子に乗ってチーズフォンデュのハンバーガーを注文しました。
チーズとお肉がしっかり味が合って、食べ方を模索しながらおいしくいただきました。
他にもへぎそばやのどぐろ、日本酒なども楽しみましたが、延泊期間なので割愛します。
新潟のご飯はどれも美味しくて、特にお米の味が甘くて美味しかったです。
三条市の工場見学・ものづくりの現場紹介
ここからは訪問した三条市の工場見学を紹介します。実際にものづくりの現場に行くと、ますますものの魅力を感じることができました。
諏訪田製作所(爪切り・刃物類)
爪切りの中でも、最高の切れ味と知られているSUWADAのつめ切り
三条市に諏訪田製作所の工場があり、予約すれば見学もできます。
ちなみに、SUWADAの爪切りは昔某百貨店で販売しているの知ってましたが、実際に爪を切ると、もう家にある100均の爪切りを処分してしまいそうなくらい、切れ味がよかったです。
爪切りはものによりますが、切った後ザラザラしたりうまく切れなかったりしました。
SUWADAの爪切りは切れ味も良く、切った後も触りたくなるような感覚が忘れられません。
いつかお求めしたい。
訪問時は、残念ながら工場見学はお休みでした。。。
その代わり、併設されているカフェでお菓子を食べたり、ギャラリーを見学していました。
また、三条市はプロレスラーのジャイアント馬場さんの故郷でもあり、愛車の展示もされています。中もすごくおしゃれだったので、三条市訪問の際はぜひ行ってみてください。
MARUNAO(お箸)
諏訪田製作所の次は箸の老舗「マルナオ」さんに訪問しました。
看板は「○」に「直」が入ったシンプルなロゴがありました。
箸は1本1本手作りで作られています。
そのため、よくある箸とは違うのが八角形で作られていました。
しかも1本1本削ってました。
お店にはお弁当用や鍋用など、用途に合わせたお箸を制作し販売しています。
展示用に大きな箸もあって写真撮ったりすることもできます。
箸だけでなく、スプーンやフォークものカトラリー商品も用途にこだわったものが制作されていました。
また、箸の廃材を使ったフレームを作るワークショップも開催されていました。
お店の横がオープンファクトリーで、箸を制作している工程を見ることができます。
訪問時には1人の職人さんがまさに箸を削って調整していました。
さらに、マルナオの歴史を知ることができる「MARUNAOクエスト」というスタンプラリーもやっていました。規模は広くないので、気軽に参加できます。
全て集まったらステッカーがもらえます。
三条市のコミュニティ広場
工場見学のあとは、かなり雨が降ってきましたので、三条市にある人が集まる場所を紹介していただきました。
誰でも行けそうな大きな場所から、少し小さいコミュニティなどいろいろな場所がありましたので、訪問順に紹介していきます。
まちやま(図書館・まちのなかの複合施設)
燕三条駅に向かう前に電車の窓から見えたの不思議で大きな建物です。
ここは大きな図書館であり、三条市のものづくりの歴史を展示していたり、カフェやカレー屋が併設されたりしていました。
もし近くにあったらずっと居座っていたい素敵な場所です。
スパイス研究所はまさに香ばしい匂いが漂っていました。
TREE(カフェ・レストラン)
一ノ木戸商店街という三条にある商店街の中にある、古民家をリノベーションした複合施設です。そこにはカフェやレストラン、コワーキングスペースがあり、イベント開催など、三条市でなにかを挑戦する人を応援することも行われています。
また、ここは「登録有形文化財」になっていた建物でした。
snowpeakなどのアウトドアグッズを使ったお店で、まるでキャンプに来たかのような感じが印象に残りました。
手前にはコーヒーやクリームソーダなど気軽に飲めるようになっていました。横には手作りアクセサリーの販売、奥に行くと小さな雑貨屋や展示、季節ごとの展示(訪問時はハロウィン)、奥にはハンバーガーを食べながら室内でアウトドアができるような空間がありました。
SANJO BLANC(コミュニティカフェ)
最後に訪問したのは、同じく商店街の中にある「Blanc」さん。
地活性化を目的にさまざまなイベント開催などの取り組みを行う場所で、事務所にもなっています。
中は小さなカフェやイベントスペースがあり、アートの展示や本など、深海生物をモチーフにした「深海カフェ」も行っています。
三条市はものづくりのこだわりが集まり、そしてウェルカムな町
ということで、三条市移住体験はBlancさん訪問後解散しました。
普段使うものを、素材や作り、相手がどのように触れて長く使ってくれるのか、などのこだわりがものすごく集まった場所でした。
大きなビルもなければ、商業施設もそこそこありましたが、都会とは違ってとてもあたたかい人たちが集まった町でした。
大自然があれば、その環境を使ったものづくりはこの先も大事にしていきたいと感じています。
三条市移住コンシェルジュのみなさま、ありがとうございました!
イルカちゃんはこのあと、三条市から新潟市に移動しました。