※本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます
ついに夏が来ました!
6月はちょっと色々ありましたが元気ですキタムラ100%です(笑)
まずはコチラの展示のお知らせです。
7月6日〜29日まで、大阪新世界(通天閣の近く)のギャラリー・カフェkirinさんの企画展「アクアリウムパラダイス展」に出展します!
詳しい内容は「kinkadesign」のwebページに書いていますのでコチラを御覧ください♪
https://kinkadesign.bluefieldnet.com/aquariumparadais4/
(会期は終了しました)
このイベントに向けて、ジンベエザメを描きました。
ということで、最近話題になっている「配色アイデア手帖」を使ってみました。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]
この本が最近Twitterで話題になっているので、便乗して書いたかの様にに見えるかもしれません(汗)
でも、もともと書きたいなと思ってた記事でしたので、今回は海洋生物(うみのいきもの)イラストジンベエザメにこの配色アイデア手帖で配色を試してみようと考えました。
本は今年の4月に、気になってたので購入済みです。
配色アイデア手帖の紹介
配色アイデア手帖は雑誌を眺める感覚で欲しい配色や使いたいパターン、出したい雰囲気がどんな配色なのかを楽しんで観ることができる本です。
デザインをする人はもちろん、イラストを描く人やプレゼン資料を作成する人などが、配色のイメージをたくさんのシチュエーションからアイデアを生み出す参考本として利用されています。
配色が得意じゃないの?
以前ブログで配色に関した記事を書きましたが↓
配色の組み合わせに困った時のマル秘術?を、2級色彩コーディネーターを持つ私がいろいろな見本でお伝えします。
流石にすべて自身の感覚だとズレてしまうかな?と感じたのと、日々情報いろんな情報を得てコチラも配色により強くなるために手に入れました。
結果、この本は本当に面白くてめちゃめちゃ参考になります!
配色アイデア手帖の良いところ
では、配色アイデア手帖が良かったところを紹介します。
作業する人に考慮した大きさ
この本を買う人は、イラストやデザインをする人が多いので横長の大きさにしたと書かれています。
確かに、このほうが使いやすいなと感じました♪
127項目のテーマがアイデアを引き出す言葉
本書には127項目のテーマごとに配色が紹介されています。例えば「気球フェスティバル」「ハッピーイースター」「ありがとうのブーケ」など、世界観がイメージできる配色アイデアがたくさん載っています。
色の数値がCMYKとRGBで書かれている
従来の配色本には色名とカラー写真のみが書かれていましたが、WebデザインやPCでデザインやイラストをする人もいるために、こうやって数値があるととても便利ですね♪
では、ジンベエザメの色を塗っていきましょう♪
ジンベエザメを塗る
私はIllustarorでイラストを描きます。たまにPhotoshopで少し配色することもありますが、今回はすべてIllustarorで作成しました。
ジンベエザメを塗る前にベースカラーを敷いています。
今回は、配色アイデア手帖の「熱帯魚の楽園」というテーマの配色にしました。
配色カラーを並べる
配色パレットの9色を右上に並べました。色の数値が書かれているので数値を記入し、それをスポイドで選んで配色していきます。
普段は凹凸つけては塗らないのですが、今回はこの記事のためにあえて凹凸つけてます。
(普段はグラデーションを使ってます)
模様をつけていく
ジンベエザメには不規則な水玉模様がありまして、それをつけていきます。
この時に実は模様用にレイヤーを作って、体に沿って水玉をつけています。
この時に、同じ色を並べるのではなく、一部色を黄色から水色に変えたり、輪郭のみ縁取ったもようを入れてます。
これも「熱帯魚の楽園」のパターンの中にありましたのでそれを参考にしました。
華を添える
作品のコンセプトは「可愛くてカラフルな海洋生物をもっと身近に」なので、この中に可愛らしさを加えるために花を添えます。
柄として作ってあった花(今回はプルメリア)を尾びれや眼の先に華を添える様に配置します。
プルメリアは南国に咲く花です。ハワイ、ニュージーランド、タヒチ、では首に飾るレイにも使われています。
仕上げ
この時点で、変化は少しだけです。
黒の線を配色パレットのグレーがありましたのでその色に変更しました。
また、陰影をつけたり色をなじませるために透明度や彩度(たまに明度)を変えることで馴染みます。
完成したジンベエザメ
多分2年ぶりに描いたんだと思います。久々にできたジンベエザメはこの様に可愛くてカラフルなジンベエザメになりました。
ちなみに、オレンジも使ってますが、目立たない部分に使ってます。
配色する際に気をつけていること
配色アイデア手帖の9色だけを使っていますが、流石にこの色を全部使うと上手に表現ができないなって出てくるときもあります。
そんなときは、この9色さえ使ったら良い!ではなく、2色3色パターンの配色例もありますので、これを参考にしつつイラストに加えていきます。
そうすれば、よりイメージに近い配色ができるので、是非お試しくださいませ♪
Kinkadesignのイラストについて
ブログ記事でも度々紹介している「Kinkadesign」は、海洋生物や海、ダイビング、水族館の紹介をメインにした活動をしています。
コチラも合わせて御覧ください♪
皆様も配色マジックで素敵なデザインとイラストが描けます様に。
また、配色に関してのアドバイス等もさせていただいています♪