※本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます
新年、あけましておめでとうございます!キタムラ100%です。
皆様はどの様な年末年始を過ごしましたでしょうか?
寒かったですねー。年末の寒さは想定外でした。
なぜなら、雪降るはずない場所でも雪が降ってました(笑)
さて私事ですが、年末年始何していたかというと、リゾートバイトをしていました。
その時の体験談など「リゾートバイトとはどんなもの?」を知りたい方や、私の様にやってみようと転んだものの不安で眠れないくらい心配性の方に自身で体験したことをお伝えしたいと思い、このブログを書くことにしました。長文になりますが、これからリゾートバイトを検討している方は是非読んでもらえたら嬉しいです。
また、不安になるのは誰もが想定内です。私の体験で参考になれば是非。
リゾートバイトとはどんなことするの?
地方の旅館、ホテル、行楽施設などで期間限定で住み込みで働くことです。
主に期間や目的は人それぞれですが、人によっては1〜3ヶ月、私の様に年末年始のみ、GWやお盆のみの約2週間働くスタイルもあります。
有名なホテル、観光地で行きたかった場所、やりたかった仕事など様々です。住み込みなので交通費(派遣会社や場所、待遇によっては出る出ないがあるみたいです)、家賃、交通費は全てかかりません。なのでトランクひとつで現地に向かってお仕事をします。
なぜリゾートバイトをしようと思ったのか?
去年大阪で年末年始を過ごしましたが、暇でした(汗)
今年もしあればフリーランスのお仕事、また上手く仕事も資金もあればリゾート行ってバカンスを楽しもうと思いました。
しかし、今年上手くいかなかった上に出費も加算して年末を過ごせそうにないなと感じました!
その時に「SMOUT」という地方プロジェクトや移住したい人とのマッチングサービスにリゾートバイト特集がありました。
https://smout.jp/
(記事はいずこへ。。。)
これを見てピンときたのが、まだ自分は移住や地方に関して関係性が甘いんじゃない?と思い思い切って登録して実行しました。実は生まれてこのかた家を完全に離れたことがないため、上手くできるのか?とか色々この機会に体験しようと思ったのと、お金がないのでお金かからない方法と感じたので、観光とかしたいなと思ったのでリゾートバイトに足を踏み入れました。
リゾートバイトするまでの工程について
リゾートバイトに特化した派遣会社や求人で情報を得て、問い合わせします。
私が取った行動は以下の通りです。
【11月】
リゾートバイトの派遣会社に登録
↓
説明を受け、条件を伝えて求人を紹介してもらう
この時期、忙しかったためほぼほぼ連絡できなかったので何度か派遣会社から連絡がきました。。。
【12月】
ある程度候補地が決まったら担当者に伝える
↓
希望した求人がいっぱいだったので、別のところを紹介してもらう
↓
ほぼ即決で再度候補地を伝え、応募
(一度応募して、採用が出たらキャンセルができないので注意)
↓
決定したので必需品、荷造り、行きの交通手段を確保する
以上です。
最初は不安でした。。。
ここで不安になる部分がたくさんありました。
これから始めたい方にはちょっと胃が痛くなるかもしれませんが、本気で不安になった項目を上げておきます。
私の不安は、先がわからないと落ち着かないということです。
帰りの予定が未確定。。。
シフト未確定。。。
必需品、色々教えてもらいますが、基本こちらから連絡しないといけない。。。
ということでした。
なので、不安やなと思ったことはもうどんどん聞いた方が良いです。
ここで、やってよかった、やっときゃよかったことをまとめますと
やってよかったこと
・服装や必需品の詳しい情報を教えてもらったので、ずれがなかった
・事前にコンビニやスーパーの場所を調べたので、現地で迷うことはなかった
Google検索というものがあるこの世の中、疑問をしっかり形としたものは結構散らばっています。リゾートバイトのことや過ごし方など、働く場所の近くに何があるかなどを事前に調べたのであとは現地を散策する時間があれば、どこに何があるかを把握したらある程度の不安は解消されました。
また、初めてなので担当者さんにこれでもか!というくらい聞いてみるのもアリです。っていうよりもこっちから聞かんといけないっていうスタンスですが、行き当たりばったりで無駄な時間やものを得てしまうのはリスクになるからなるべくここは解消しておきたいものですね。
このブログ記事も、たどり着いた人はおそらくリゾートバイトをするだろうという人が見るので、私が始める時の不安の解消方を書き留めたいために作成しています。
やっときゃよかったこと
・寮に何があるかもっと詳しく聞いときゃよかった
・具体的なシフトを聞いておけばよかった(教えてもらえない場合もあるけど)
不安なことは担当者に聞いておいたらある程度解消されるのは間違い無いですが、行き当たりばったりでも大丈夫な人もいるでしょう。それを楽したり対応できる方はいいなーって思うことがありました。
私は不安で仕方ないですが。。。
リゾートバイト、具体的なお仕事について
今回のリゾートバイトで私が担当したお仕事は
・部屋のメイキング(お布団にシーツを入れたり冷蔵庫チェック、備品など)
・レストランの接客対応(配膳、開店・閉店準備など裏方含む)
です。どちらも未経験の職種です(短期ですが結婚式場で働いたことはあります)
ちなみに、お仕事内容は事前にお話あった通りでしたがこのパターンになったのは任務当日でした。
部屋のメイキングはいっぱい移動するため、靴も革靴じゃなくて大丈夫だったのですが、運良く足痛い時の黒い靴持ってきて正解でした♪
お仕事は忘れ物チェックやお掃除、布団カバーをつけたり敷いたりでした。
夜のレストランは、席の案内や配膳、細かい作業で革靴(パンプス)での足の痛みとの戦いでした。普段から履かないので大変です。。。
あと席が覚えられなかったり足が痛くて失敗することが多く怒られることもいっぱいでいでしたが「無理はしない様に」と言われたので、無理したら逆に食器をひっくり返してたり、お客さんの服が汚れたりすると、お客さんにも上司にも迷惑かかるので配膳も多く持っていかない様にしました。
リゾートバイトは楽しいことばかりではなく大変です!
これ書くと、やらん方がよかったんちゃう?と思いましたがそうでもありません。
しかし、大変なことは大変です。期間が期間なので連勤が続きます。そして環境が環境で心が折れそうになります。実際に最初の3日間は本気で心が折れそうになりました。
着任当日、案内されたのは仕様する管内や食事する場所、トイレなどです。
そのあと寮に案内されましたが、寮に案内してその日は終了。。。
あとは明日聞いてくださいと終わりました。。。
ということで、先のシフトもわからないままだったので正直な話「ボキッ」と音がでてしまいました。。。かなり不安になりました。。。
ですが、不安を解消するには自分で乗り越えなければならない!
私が取った行動ですが、自ら想定シフトを組んでみました。
シフトは、事前に送られた契約書に書いていて、おそらくこのシフトかな?と考えて行動パターンを組みました。
これが実際に組んだ行動パターンを書いたものです。
こうやって、どう転がっても対応できる様にしました。
実際のシフトとは違いましたが、うまく対応できました!
なので不安なまま抱え込まず、自分なりに分析して未来(明日以降のこと)のスケジュールを組み立てる、とても大事なスキルだと感じました。
実際のシフトは、11時〜14時・16時半〜21時半でした。
14時〜16時半までは中休みでした。
実際には中休みの時に寮に戻って休憩し、そこから仕事に行ったり白良浜(徒歩で12分)に行ってぼーっとしたりネットしたりしていました。
※寮がWi-Fiなかったので白良浜へ。白良浜には無料のWi-Fi通がるんです。
リゾートバイト、休みはあるのか?
流石に連勤しちゃうのは体を崩したりして本来良くないのですが、今回は2週間のうち2日お休みをいただきました。
人によってはずっと連勤する人もいますが、休みを取ってちゃんと仕事できる様にしたいなと感じました。
休みは地方の観光で楽しんだり思い切ってずっと寝てるという方法、洗濯や掃除などするがほとんどですが、私は休みに観光と、地方の情報などを追ってみようと動きました。
ちなみに、洗濯や掃除は11時から出勤なので朝の時間にやってました。
休みは何をしていたか(場所ネタバレします)
今回行った先が和歌山県の白浜町でした。
そうです!アドベンチャーワールドに行ってました!
ウィンターナイト期間中なので、間違いなくここは行かなきゃと感じます!
(アドベンチャーワールドに関してはまた別ブログ記事に書かせてください)
白浜町といえば海!
白浜のグラスボートに乗って円月島周りの海散策と京都大学白浜水族館も訪れました。
バスの1日乗車券を使ってフィッシャーマンズワーフ白浜で鯛を食べたり足湯巡って三段壁、千畳口に訪れ、そのあとあの感動をもう一度!と思いアドベンチャーワールドのウィンターナイトに行ったりしました。
リゾートバイトで体験した一人暮らし
一人暮らしの経験がないたいめ、今回の期間はとても貴重な体験でもありました。
大阪や東京などは、近くにコンビニやスーパーがある、街灯があって夜遅くなっても大丈夫♪という安心感はありましたが(治安によりますが)実際に私が行った場所にはスーパーはあったものの20時で閉店するので、終わってから買い物はできません。また、コンビニは歩いて20分のところにあるので、ちょっとコンビニへっていう感覚では大変だなと感じました。
また、今回は2週間という短期間でしたが、仕事と仕事の合間に掃除や洗濯もしたりしました。1人分なので1日1回洗濯を回すこともできず、しかも洗濯機は共同で自分のいる階にはなかったので結構不便でした。今までは仕事とご飯、就寝など自分のことばかり考えてた実家暮らしとは違い、この辺もうまく時間を使っていかなきゃダメだなと感じました。これから結婚したり新しい家族が増えたりすると家事の時間を効率良くしていかなきゃやりたいこともしたいこともできないんだなと感じました。
リゾートバイトで実際にやってよかったこと
これはやってよかった!と思うことも。
基本は「慣れ」ですが期間が短いと慣れた時に終わっちゃいますので、なるべく早く覚えて実践していく努力に少し時間を使いました。
足が痛い!ヒール対策
ヒールのある靴はとにかく痛かったので、試行錯誤の末この様な方法で凌ぎました。
TVで大注目の裏ワザ!『長時間ハイヒールを履いても痛くない方法』が凄すぎる!
着任3日目で、足が痛いままで仕事するのはまずいなと、どうしたらええかを空き時間に調べて簡単にできそうな方法を試しここにたどり着きました。おかげで、6連勤を乗り越えられました。
学んだこと、注意されたことは忘れんうちに即メモる
その日に言われたことや学んだことをメモって、お仕事用のメモに移しつつ中抜け時間の合間にまとめたりしました(容量が悪いので、間違えることもありました)
接客のプロになるつもりはないのですが、その場に立つ人はプロを意識しないとアカンなと感じますので学んだことは即実行する癖をつけました。もちろん席を間違えたり、急に言われて情報が飛んでしまうこともありますので、メモする習慣はつけましょう。
メモは2つ用意し、言われたことをメモる方とまとめる方と常に2つ持ってます。
その場で言われたものはいらない紙の白紙部分を細かく切ってまとめたもので代用し、まとめられたら破って捨てます。
同僚や話しやすい人、仲間を作る
正直、友達同士で応募してもリゾートバイトは孤独との戦いです。同じ現場に入れるわけでもなく、休みもバラバラになることがあるので、一緒に仕事できる!ってことはここはあまり期待しない方が良いと感じました。
そして、寮に住んでる人や同じ立場(先に入った方は先輩なのでちゃんと対応しましょう)の人と仲良くなると仕事もそうですが、生活のことでわからないことも聞けます。
人見知りですが、少し心を開くと色々お話ししてくれるのは接客業ならではかなと感じます。なので一人でいいとか、誰とも口聞きたくない!という態度は取らない様にした方がより期間中を楽しむことができます。
デザインフェスタの記事にも書きましたが「鎖国を作らない」ことがここでも大事ですね。
今回出会った方々は中国からの留学した方や世界中を旅する人生の先輩、海外でボランティア活動をして稼ぎに帰国する方、ばったりとよく会う受付の方、食堂のおばちゃんなどです。
なんかあったらいつでも話してね♪と、暖かく言ってくれたのは障害を持った現場の先輩、困った時にいつも助けてくれたレストランの主任や先輩方、時に厳しく言われますがそこには接客や人の気持ちをしっかりと伝えてくれる主任などの素敵な出会いがありました。
リゾートバイト買ってよかったものとあったらよかったもの
リゾートバイトで、あったらよかったものがあります。寮は任務によって様々ですが 、今回会ったらよかったなーなものはこの2つです。
・ケトル(湯沸かし器)
・鍋(可能であればIH対応)
寮に着いた時に困ったのが、あったかいものが食べれない!ということでした。
いつも当たり前の様にあるお湯や電子レンジがなく、冬なので困りました。。。
これをきっかけに、買い足すことはなかったのですが、今まで便利だったものが無いというのは、日々当たり前だった日常がもしなくなった時、どの様に過ごせばいいかを考えるきっかけにもなりました。
シフトのこともそうですが、ここで「もし〇〇だったら〜」を想定して考えて行動するのはこれから先、仕事するにあたり鍛えるべきスキルでもあり、色々な経験が蓄積されていくとどんな時でも対応できそうだと感じました。
あと、蛇口のお湯が熱いくらいでしたので、ペットボトルで湯たんぽを作って寝る時に使っていました。これはよかた♪
結果、リゾートバイトをして学んだっことや感じたこと
初めてのリゾートバイトでしたが、思っていた以上に学ぶことも多かったのでやって良かったと思います。初めての飲食店での接客は色々と勉強になりまして「作業の向こう側を知る」ことのきっかけにもなりました、案内や配膳、細かい気配りはお仕事だからこそ誰のため、なんのためにすべきなのかを考えるとたかが掃除であったり、たかが食器拭きであり、それを使うの高額を支払って最高のサービスをおもてなしするお客さんがいることだと感じました。
経験値には差がありますが、時にワインが飲みたい時の提案方法も、普段何気なく使っていたMGK(問題・原因・解決)がここでも活用されてたりなど、2週間のうち10日間の勤務でしたが学ぶことができました。
辛い、しんどいの向こう側にあるもの知る
若い時の仕事の印象は「しんどい、辛い、それを乗り越えてこそ一流になる」という考えが高確率で押し込まれていましたが、独立して自分で仕事をする様になって逆にリゾートバイトをしてみたら、より良いサービスを提供するには必ず作業の向こう側には、困ってるお客さんや癒し、極上のサービスを求めてるお客さんをいかに笑顔にするのかを日々考えての行動が大事なんだと気付きました。
リゾートバイト、実は訪れた観光先からも学ぶことも
休みの日に周辺観光をしますが、「どんなふうに振る舞えばいいのだろうか?」を知ることのきっかけにもなります。自然が素敵、食べ物が美味しいなどリゾート地には様々なものがありますが、そこを支える仕事をしながら観光するというのは、ライバルがどの様にしてるんやろうか?というのもありますが、私たちが普段サービスを受ける側としてどの様に感じるのかも持ち帰り、仕事に活かすこともできます。
特に、アドベンチャーワールドに行った時はとても寒かったのですが、寒い中プールに入ってイルカパフォーマンスをするトレーナーさんが常に笑顔で振る舞う姿にとても感動しました。
辛い、しんどいの向こう側ってのはこのことだったのか、と楽しみながらも学びました。
これからリゾートバイトをやってみたい方、そして。。。
本当は大学の長期休暇の時に体感したほうが学びが多いかなと感じました。私が大学時代はこの様なサービスはまだ浸透していなかったのもありましたが、一度都会から離れることも考えて体感してみたら、これからの目標も定まることもあります。また、会う人が全てではありませんが、心を開くことも大事です。
もちろん勤務中失敗したり迷惑をかけたりしてものすごくきついことも言われました。そんな時にお話ししてくれる人がとても優しくて思わず涙を流したり(部屋で)悩んでることやわからないことも話せば解決できるので、改めて仲間は大事だなと感じました。
余談ですが、今回は名前で呼んでくれる人が多かったのでとても嬉しかったです。短期バイトは基本名前なんかで呼ばれることがなかったので、これも最高のサービスを提供する場所だからだと感じました。
また、リゾートバイトで日本一周している人や、海外活動する人にも出会えてとても刺激的な2週間でした。
一歩踏み出す勇気は段階ごとにある
リゾートバイトをする決意、初めて席案内する、一人で客室回ってみるなど、一歩踏み出すきっかけがたくさんありました。なので失敗を怖がらずやってみることの体験をたくさんできるのもリゾートバイトなのかなと感じます。
また、当初の目的だった移住体験もできましたので、より白浜町のことを知れたり、白浜町が好きになったりと良いこともたくさんありました。
これをきっかけに、今年の本業であるフリーランスのお仕事に注力できたらと。
長くなりましたが、以上がリゾートバイト体験から感じたことや学んだことになります。
本当に濃厚な2週間でした。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
そして、本年度もよろしくお願いいたします!!